がんばるのが当たり前
ずっと「がんばるのが当たり前」だった
予定を詰め込んで、周りに気を使って、感謝も忘れずに
いい人でいたい、”ちゃんとした自分”でいたい
だから疲れていても、気づかないふり
「まだ大丈夫」って言い聞かせて、心の声を押し込めていた
癒されることに、罪悪感があった
マッサージに行くのも、ゆっくり眠るのも
なにか”ご褒美”がないとダメな気がしてた
癒される時間って、ちょっと贅沢で、わたしには勿体ないって思ってた。
でもあるとき限界がきて、ようやく気付いたんです
「癒す」は、ちゃんと生きるための行為だった
ちゃんと呼吸して
ちゃんと眠って
ちゃんと”自分の感覚”を取り戻す
癒しって、何かを止めることじゃなくて
わたしがわたしらしく生きるために必要な、
整える時間だった
きっかけ①
事務職をしていた会社員時代、
生理初日の症状が酷く、腹痛、嘔吐、貧血で
会社のトイレに引きこもりダウン
早退するも自宅から3駅なのに
どうにかなりそうな冷や汗と吐き気で電車途中下車して引きこもる
この症状がでるようになって、初期は生理初日になりそうな日は
ご飯を食べないようにしようなど、その場しのぎの対策をしていました
でもその場しのぎでは、毎月生理を迎えることの不安が
ストレスでしかありませんでした
職場の人にも迷惑をかけないように我慢する
もっとがんばるのではなく
今日無理やりがんばるのではなく
今は助けてもらう
自分を癒す、大切にすることに目を向ける
負のループから抜け出していこうと思いました
そこからは心とからだに負担がかかっていることはないか
意識を向けて生理悩みを根本から見直していくとともに
会社では我慢してがんばらないで、今回の生理はやばそうだとなったら
ギリギリ限界になるよりも先に申告して休ませてもらったり
仕事をお願いするようにしました
きっかけ②
よさこいサークルに10年程、所属をしていたとき
役割をもらっていたので365日、時間があれば運営のことを考え、作業をしてました
最初は好きでやっていたはずなのに、気づけば、なんでわたしばっかり
先輩だから、お局だから、こうしなきゃ、これはやっては駄目
歴が長くなればなるほど、立場が偉くなればなるほど、チームが大きくなればなるほど
自分らしさを見失って、何が楽しいのかわからず、練習中は平気な振りして
家のお風呂で360日くらい泣いていた時期がありました
限界がきたとき、ちゃんとしなきゃを卒業するため
仕事は後輩にバトンタッチして
ちゃんと練習毎回行かなきゃもサヨナラして
何が楽しくて始めたのか、自分の心を癒すことにしました
きっかけ③
結婚をして、相手のペースにも合わせなきゃと
仕事して、家に帰ったら相手のことを考えて動いて
気づけば自分を見失い
自分を癒すための時間が消えていました
家庭内での課題ができたとき
イライラしたり、涙したり、先の不安ばかりが募り
でも、大丈夫って、まだ耐えて、がんばっての限界がきて
彼とはお別れをしました
それからは自分を見つめ直す時間をたくさんとっています
当時を振り返って
わたしがもっと稼ぐ力があればとか
わたしがもっとやさしく言葉をかけていればとか
自分責めすることがたくさんありましたが
課題を解決していくスピード感のズレが大きかったと
自分の気持ちと考えが腑に落とせて前に進めるようになりました
癒し整える練習
現在は自分を癒し整えることができるようになり
生理痛はゼロ、嘔吐も貧血も改善
泣き続ける日々もなくなり、
今自分がどう思っているのかの感情の整理も以前より上達しました
まだまだ人に頼ったり、甘えたりが苦手なわたしですが
自分の心とからだを癒し整えていると、自己理解が深まり、
相手に上手に伝えられるようになってきています
こうしたきっかけを迎えるたびに
自分を癒し整えることは、思っている以上に大切で、
小さく練習しながら、習慣化させていくことが大事だと痛感しています
癒し整えることを練習していると、早い段階で気づくことができます
自分を癒すことを、もう遠慮しない
生理がつらい、心がしんどい。
そんなときに「誰かに寄りかかってもいい」と思えること。
その勇気が、明日を変えていく。
わたしが癒されて、整うことで、
また誰かにやさしさを分けられる。
もし今、毎日をがんばっているあなたがいたら、
癒しを”ご褒美”にしないで、
わたしに戻るための“スタート地点”にしてあげてください。
自分を癒すことは、なによりも愛のある選択です。
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